メディカルトピックス
地域医療を守るため全国で初めて公・民が連携し新病院を合築
三友堂病院/米沢市立病院
米沢市立病院と三友堂病院は全国で初めて、公・民それぞれが独立性を保ちながら連携し、新病院を合築した。背景には働き手不足の深刻化があり、合築によって物理的距離を縮め、両院の連携会議等の頻回の開催を促すとともに地域医療連携推進法人「よねざわヘルスケアネット」で組織制度のギャップも埋めている。 ・・・もっと見る
時間外労働の上限規制開始まであとわずか
医師の働き方改革の現在地と将来像
2024 年4月が目前に迫り、医師の働き方改革に向けた準備は佳境を迎えている。 各病院における医師の働き方改革への取り組み状況や課題について、千葉大学客員准教授で医療労務管理研究会代表の渡辺徹氏(医療経営士1級)に解説いただいた。 ・・・もっと見る
時代を先取りして生き残る
アップデートする「介護経営」
介護保険制度がスタートして20 年以上が経過した。制度ビジネスという側面はあるが、事業である限り、事業所・施設運営に「経営」の視点を根づかせ、経済的価値と社会的価値の両方を実現し、持続可能な経営をめざしていかなければならない。2040 年を視野に入れた福祉経営をさまざまな視点から探っていく。 ・・・もっと見る
経営の効率性の向上を図る
開業医のMS法人活用の可能性
医療経営の効率性を高めるうえで、MS法人は有用だ。しかし規模の小さな開業医では、その機能を十分に活かしきれないという指摘もある。20年以上にわたって英国の医療を研究してきた、NPO標準医療情報センターの森下正之氏に、開業医におけるMS法人活用の方向性について寄稿してもらった。 ・・・もっと見る
病院全体で臨むマネジメント
日本赤十字社 京都第二赤十字病院
京都第二赤十字病院は地域の医師とお互いが「winwin」となる地域連携を重視している。各地域医師会と開催している診療科横断的な症例検討会など、対面での連携のほかにも、マスメディアなどを活用し、集患マーケティングに臨んでいる。 ・・・もっと見る
地域連携を深める
社会福祉法人恩賜財団 大阪府済生会吹田病院
大阪府がん診療拠点病院の指定や、大阪府地域周産期母子医療センター等の認定を受けるなど、がん医療、救急医療、小児・周産期医療、生活習慣病等の疾患に対して積極的に取り組んでいる大阪府済生会吹田病院。 ・・・もっと見る
まちの患者は誰が診る?外来機能の分化と連携
外来機能見直しの現状と課題
「外来診療データ」「紹介受診重点医療機関になる意向の有無」などを都道府県に年1回報告することを義務づける外来機能報告制度。外来医療における病院の機能分化・連携の推進に向け、「医療資源を重点的に活用する外来」を地域で基幹的に担う医療機関(=紹介受診重点医療機関)の明確化が目的だ。 ・・・もっと見る
2024年度同時改定の最大焦点!
「慢性期医療」評価を展望する
超高齢時代を迎え、療養病床の機能として「治し、帰す」を強化することによって、慢性期医療のさらなる充実が求められている。「アウトカムが見えにくい」「改善すると点数が下がるため、インセンティブが働きにくい」など現行の医療区分の問題点を指摘する声は根強い。長年の懸案となっている、DPCデータを用いた新たな診療報酬体系をはじめとした評価方法を含め、2024年度診療報酬改定でも注目される慢性期医療の方向性を探る。 ・・・もっと見る
病院理念を根付かせ、自主性を育む
働き方の大変革で問われる 人事評価のめざす先
医師の業務は日常診療だけではないと意識改革を行うきっかけとなっている医療評価手当。個々の通常業務以上に仕事をすることの評価をインセンティブとして付与することで、医師の働き方改革や業務へのモチベーションアップの面でも効果が現れている。 ・・・もっと見る
進化する「小規模多機能」
小規模多機能の真価はケアマネジメントとサービスが一体化していることにある
大規模な施設を設けずとも「通い、泊まり、訪問」のサービスを柔軟に提供でき、それに加えて地域包括ケアシステムや地域共生社会の実現に向けた役割も期待される小規模多機能型居宅介護。 そのサービスの真価や地域において求められる機能、事業者として留意すべき点などについて、地域密着型サービスの実践者であり全国連絡会の理事長を務める宮島渡さんに解説してもらった。 ・・・もっと見る