調剤薬局最前線
調剤薬局にも「個別ケア」の視点不可欠
ブランド力向上にもつながる1患者1薬剤師担当制
東京在住の50歳代の自営業者Sさんは、珍しい慢性的な持病を抱えており、定期的に近くの公立病院に通院しています。その薬局は地域で数店舗を経営している小規模薬局チェーンですが、行くたびに異なる薬剤師が登場します。 ・・・もっと見る
薬局薬剤師も若いうちから「経営」を学ぶ機会を持とう!
40歳を過ぎるとマネジメント・スキルが必ず問われる
私の古くからの友人である駒形和哉氏(Kaeマネジメント代表取締役)は、薬剤師であり中小企業診断士、宅地建物取引主任者等の資格を持ち、東京・北海道を拠点にして、調剤薬局への経営指導やマーケティング提案、職員研修等を行っています。 ・・・もっと見る
病院のICT活動は薬剤師の参加なしに進まない
お薬手帳の活用が「薬剤服用歴管理指導料」の要件に
2012年診療報酬改定では、病院の「医療の質」向上の観点からいくつかの「入院基本料等加算」が新設されました。こうした新機軸を導入する為の施設要件として、項目の中には薬剤師がメンバーの一員として参加するものもあります。 ・・・もっと見る
「在宅基幹薬局」と、それを支援する「サポート薬局」で在宅薬剤管理業務を推進
前回の本コラムで2012年診療報酬改定では、「在宅医療の充実」に約1500億円の財源が投入され、2025年までに厚生労働省は在宅医療利用者の数を1.4倍に見込んでいると書きました。 ・・・もっと見る
「医療崩壊」防止に一定の効果が表れた前回(2010年)診療報酬改定
2009年に民主党への政権交代後、初めて実施された2010年診療報酬改定の内容を検証し、まず前回改定後に医療現場にどのような変化がもたらされたのでしょうか。今回は、保険薬局を取り巻く、医療業界全体を俯瞰していきましょう。 ・・・もっと見る
“一般名処方加算” で後発品はどこまで普及するか?
2012年度診療報酬改定では、後発医薬品の使用促進策の一環として、医師が後発品のある医薬品を処方する際に“一般名処方”を行うことで算定可能な加算(処方せんの交付1回につき2点)が新設された。 ・・・もっと見る
「病棟薬剤業務実施加算」等、勤務医の負担軽減策は“外来縮小”が前提
2012年診療報酬・介護報酬同時改定の全容が明らかになりました。今回と次回は予定を変更して、薬剤師さん達に関心の高い診療報酬項目をピック・アップして、ご紹介したいと思います。 ・・・もっと見る
病院の安全管理対策をけん引する薬剤師の役割
医療現場には、事故につながる様々な危険因子が数多く存在しています。言うまでもなく医療機関では、未然に事故を防止するため、常にリスクと対峙し、組織的な危機管理対策に取り組むことが要求されています。 ・・・もっと見る
高齢化が進む地方都市にこそ必要な24時間対応の調剤薬局
筆者は先日、地域医療に注力する診療所の取材で、7年ぶりに四国の某地方都市を再訪する機会を得ました。人口は約5万5千人、かろうじて市制は維持していますが、高齢化率は28%と高く、特に女性の高齢化率は30%を超えています。 ・・・もっと見る
もっと評価されるべき病棟薬剤師業務
医薬品の安全管理に大きく貢献
前回、調剤薬局における広報活動の事例紹介を取り上げると予告しましたが、診療報酬改定が盛り上がりを見せておりますので、今回は少し方向転換して病棟薬剤師の業務について考えてみたいと思います。日本病院薬剤師会(日病薬)はこのほど、「平成24年度診療報酬改定に関する要望書」を厚生労働省に提出しましたが、その中では「薬剤師の病棟配置に関する評価」を最重点要望事項と位置づけています。 ・・・もっと見る