調剤薬局最前線
国土交通省の「スマートウェルネス住宅」事業や、コンパクトシティ構想における調剤薬局の役割
国が進める地域包括ケア・システムに関して厚生労働省は、5つの視点を打ち出しており、その一つとして「高齢期になっても住み続けることのできるバリアフリーの高齢者住まいの整備」が謳われています。 ・・・もっと見る
地域包括ケアシステムの中での“陣取り合戦”は既に始まっている!
他業種参入で競争激化
コンビニエンス・ストア大手のローソンが、2015年から「高齢者や居宅介護者を支援する」コンビニを出店し、昼間はケア・マネジャーが常駐して生活支援の助言や介護に必要なサービス、施設紹介等を行っていくとの報道がありました。 ・・・もっと見る
特定6疾患、特に糖尿病患者の自動車運転に注意を!
大阪・心斎橋の御堂筋で、低血糖状態で運転して3人に重軽傷を負わせたとして、会社員が自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で逮捕されました。これは「自動車運転死傷処罰法」の危険運転致死傷を適用された初めてのケースとなります。 ・・・もっと見る
地域包括ケアシステムの中の保険薬局の機能
認知症高齢者の支援は不可欠
全国で整備が進められつつある「地域包括ケアシステム」の中で、重要な役割を果たそうとする調剤薬局が徐々に増えてきました。地域包括ケアとは、概ね中学校区の規模の地域を想定した、地域をベースにしたケアのシステムを構築する試みです。 ・・・もっと見る
在宅訪問薬剤業務の展開(2)
地域包括ケア推進で高まる「薬局薬剤師による在宅支援」の需要
ハザマ薬局グループを運営するファルメディコ株式会社は1976年の創業ですが、2003年に大阪大学医学部出身の狭間研至氏が代表取締役社長に就任後、「医薬協業」をキーワードに「在宅」を柱とする新しい業態の開発へと舵を切りました。 ・・・もっと見る
在宅訪問薬剤業務の展開(1)
訪問薬剤師の一日
2014年診療報酬改定では、「在宅薬剤管理指導業務の推進」の視点から、基準調剤加算の引き上げが行われた他、在宅患者訪問薬剤管理指導料が同一建物居住者以外の場合は、500点から650点に引き上げられました。 ・・・もっと見る
調剤薬局の新しい業態開発の時代に(3)
各店舗の「現場最優先主義」と薬剤師・管理栄養士によるチーム医療
東京都江東区に本拠を置き20店舗の保険薬局を運営する(株)フォーラル薬局グループは全ての薬局が幅広いエリアで「面分業」を推進してきたことから、処方せん枚数月2500枚以上で、一医療機関から90%が集中するような店舗は皆無でした。 ・・・もっと見る
調剤薬局の新しい業態開発の時代に(2)
管理栄養士が患者・地域住民に薬局で無料栄養相談と食事指導
東京都江東区に本社の在る株式会社フォーラル(松村達代表取締役)は、1952年に第一号店を江東区に開設して以来、東京都内の16店舗を中心に埼玉、千葉、神奈川の首都圏を中心に20店舗を経営する地域密着型の中堅薬局グループです。 ・・・もっと見る
調剤薬局の新しい業態開発の時代に(1)
これまで調剤薬局はマンツーマン薬局や門前薬局と呼ばれたように、医療機関のマーケティングに依存してきました。要するに医療機関の患者が増加すると処方せん枚数が増え、逆に患者が減少すると処方せん枚数が減るという、非常に分かり易い理屈です。 ・・・もっと見る
2014年診療報酬改定(4)
強まる大病院の外来・門前薬局包囲網
2年前の診療報酬改定では大病院の外来受診抑制策が主でしたが、今改定では更にそれが強化され、引き下げ要件の適用範囲が「500床以上の全ての病院」へと拡大されました。 ・・・もっと見る