調剤薬局最前線
「骨太の方針2017」から見えて来る医薬品・調剤薬局を巡る今後の医療政策の方向性(2)
中医協「費用対効果専門部会」での議論
「骨太の方針2017」で示された今後の薬価政策については、その前提として2016年12月20日に中医協が発表した「薬価制度の抜本改革に向けた基本方針」と連動した内容であることを、まず指摘したいと思います。 ・・・もっと見る
「骨太の方針2017」から見えてくる医薬品・調剤薬局を巡る今後の医療政策の方向性(1)
政府は今年6月2日経済財政諮問会議を開催し、「経済財政運営と改革の基本方針2017」を発表しました。 ・・・もっと見る
「健康サポート薬局」の胎動と、セルフメディケーション(2)
~調剤薬局独自のアウトリーチ事業を進めよう!
「健康サポート薬局」に係る厚生労働省の資料や日本薬剤師会の「Q&A」資料等を読んでも、同薬局の事務手続きや制度上の運用に関しては詳しく書かれているものの、今後、地域でどのような展開をしていけば良いのかについて、具体的にはよく分かりません。 ・・・もっと見る
「健康サポート薬局」の胎動と、セルフメディケーション(1)
~コミュニティ薬局としての格付けとマーケット・セグメントの視点から考える
2016年4月より法令上、位置づけられた「健康サポート薬局」について、「かかりつけ薬局・薬剤師」の機能と重複する部分が多く、運用面で迷いの生じる局面も出て来る可能性も想定されますので、今一度、制度の内容を比較・検討しながら整理したいと思います。 ・・・もっと見る
地域貢献のために調剤薬局でも出来ること(3)
~薬局のオヤジ頑張る!「小・中学校生を対象にした認知症サポーター養成講座を開催(下)
薬剤師で「街かど薬局」の社長Mさん(65歳)は、地元で世代の近い3人の名士達と共に「認知症サポーターキャラバン」を発足させ、高齢化が顕著に進む地域で、「認知症の人が長く健やかに暮らし続けられるコミュニティづくり」に向けて、本格的に取り組むこととなりました。 ・・・もっと見る
地域貢献のために調剤薬局でも出来ること(2)
~薬局のオヤジ頑張る!「認知症サポーター指導者」として地域で活躍(上)
Mさんは市薬剤師会の副会長を務め、地元の名士でもあります。この地域は後期高齢化率が30%を超え、近年地域住民の中に認知症の人が増加してきました。2015年に策定された「新オレンジプラン」では、「認知症の人の意思が尊重され、出来る限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく、暮らし続けることが出来る社会の実現を目指す」としています。 ・・・もっと見る
地域貢献のために調剤薬局でも出来ること(1)
要介護高齢者のお餅のレシピ
お正月が明けた1月9日の日曜日。肌寒い日の午後、関西の都市部・郊外に在る特別養護老人ホーム「幸福苑」(仮称)の大食堂では、地域のボランティアが多数参加して、毎年、恒例の餅つき大会が開かれています。 ・・・もっと見る
続・「セルフメディケーション税制」導入と調剤薬局の戦略
スイッチOTC導入拡大を目指す税制改正
2017年1月から制度がスタートすると言うのに、もう一つ、国民の関心が高まらない「セルフメディケーション税制」。先日、民放の某ワイドショーを観ていると、街頭インタビューで殆どの人が同税制について知らないとの調査結果が示されていました。 ・・・もっと見る
「セルフメディケーション税制」導入と調剤薬局の戦略
~スイッチOTC導入拡大を目指す税制改正
課税所得400万円の人が年間2万円のスイッチOTCを購入した場合に、「2万円-1万2千円」=8千円の医療費控除の恩恵を受ける。 ・・・もっと見る
調剤薬局の戦略的広報
~ブランド戦略としての薬局のネーミング
診療所は他院との差別化を図るべく、新規開業時に固定観念に捉われない独創的な名称を付ける医療施設が増えてきました。一方、調剤薬局に転じると、薬局のネーミングは極めて平凡で抽象的です。 ・・・もっと見る