クリニック経営CaseStudy
【在宅・ペイン】在宅緩和ケアに取り組み 患者と家族に安心を
岡本クリニック(和歌山県橋本市) 院長 岡本 一仁
「ペインクリニックに取り組みたい」「患者さんを最期まで診たい」引く手あまたの麻酔科勤務医の職を辞し、故郷の街で昨夏、開業。在宅医療、とりわけ在宅緩和ケアに力を入れる岡本クリニックは末期ガン患者を抱える家族だけでなく、病院や他の在宅療養支援診療所の心強いパートナー、安心して生きられる地域づくりの要となるだろう。 ・・・もっと見る
【眼科】ユニバーサルデザインを徹底 細部のこだわりが生む患者の満足
医療法人社団済安堂 お茶の水・井上眼科クリニック(東京都千代田区)
JR御茶ノ水駅前のビル19階と20階にあるお茶の水・井上眼科クリニックは、2827平方メートルと広大なスペースの随所にホスピタリティーが光る。「目に何らかの障害や異常がある方が来院されるのが眼科。見えにくい患者さんの立場に立って、徹底的にわかりやすい内装にこだわりました」と語る井上賢治院長。子どもから高齢者、視覚障害者まで1日約1000人の外来患者が、混雑も混乱もなく、気持ちよく受診していく。 ・・・もっと見る
【循環器】公開手術と複数の受付設置で"わかりやすさ"を追求
医療法人疾風会わかまつインターベンションクリニック(福島県会津若松市) 院長 阿部 亘
福島県会津若松市に、2002年にオープンしたわかまつインターベンションクリニック(19床)。循環器科を標榜する同院では、「真心を込めて」を理念に掲げ、わかりやすい医療の提供と居心地の良い空間づくりにこだわっている。同じ県内でも隣地の郡山市などに比べるとアクセスは決して良いとは言えないが、遠方から駆けつける患者もいるなど、厚い信頼が寄せられている。 ・・・もっと見る
【生活習慣病】併設した生活習慣病センターで管理栄養士と連携した指導を実践
児成会ハラノ医院(大阪府箕面市) 生活習慣病センター所長 原納 優
生活習慣病の予防は、国民の健康維持や高騰する医療費抑制のためにも、国の重要な課題の一つ。その主要施策として今年4月からスタートした特定健診・特定保健指導への対応を各医療機関は迫られているが、医療法人ハラノ医院は他院に先駆けて2005年に生活習慣病センターを併設した。糖尿病専門医で同センターの原納所長のもと、他院よりも1歩先を行く対策がとられている。 ・・・もっと見る
【眼科】患者のタイプや症状・ニーズに合わせ 説明の方法を変える
吉田眼科(千葉県千葉市) 院長 吉田 元
2000年の開院からこれまでに、5000件以上の白内障手術の実績を誇る吉田眼科。吉田元院長は、患者への説明に重きを置いて診療に取り組んでいる。 ・・・もっと見る
【在宅】訪問看護・訪問介護との三位一体で地域の患者を支援
医療法人菜の花会 菜の花診療所(大阪市生野区) 院長 山寺 慎一
1992年の開設以来、勤労者や独居老人の多い地域で"出かける医療"をモットーに、在宅医療を積極的に進めてきた菜の花診療所。東京医療センター総合診療科を経て、2003年に赴任した山寺慎一院長は、訪問看護・訪問介護事業所との連携を密にしながら、住宅が密集した大阪市生野の町を毎日、自転車で駆け回る。 ・・・もっと見る
【在宅】信頼できる医療機関との連携で24時間在宅患者を支える
井口内科医院(神奈川県鎌倉市) 副院長 井口 和幸
歴史と文化の街・鎌倉市で、開設以来、半世紀近く訪問診療を実践、地域医療に貢献してきた井口内科医院。13年前に父親が運営していた同院で診療を始めた井口和幸副院長は、認知症サポート医や、地域の医師会が運営する訪問看護ステーションのアドバイザーを務めるなど、住民の在宅生活を支える役割を担っている。 ・・・もっと見る
【リハビリ】鮮やかさと躍動感ある空間で患者の回復意欲を導き出す
医療法人曉会 田辺整形外科上本町クリニック(大阪府大阪市) 院長 田辺 曉人
大阪赤十字病院に隣接し、有料老人ホーム、賃貸・分譲住宅、クリニックモールを一体的に整備した桃坂コンフォガーデン。この一角にリハビリテーション特化の診療所として開業した田辺整形外科上本町クリニックは、患者に元気を与えるビビッドな色使いと、知的で都会的なデザインを取り入れ、存在感を際立たせている。 ・・・もっと見る
【眼科】年間2000件の「日帰り手術」 手術中のコミュニケーションに心を砕く
医療法人 聖明会 坪井眼科(大阪府大阪市) 院長 坪井 俊児
おしゃれなショップが立ち並ぶ若者の街、大阪市西区北堀江にある坪井眼科。同院の「日帰り手術センター」では、年間2000件を超える手術が行われているが、そのすべてを院長の坪井俊児先生が執刀している。 ・・・もっと見る
【あし専門】“あし”に特化した診療で日本一をめざす
医療法人社団東京育明会 両国あしのクリニック(東京都墨田区) 理事長 近藤 光一
東京都内や神奈川県で診療所や訪問看護ステーション、介護老人保健施設を運営する育明会グループが、2004年に開院した両国あしのクリニック。同院は名前のとおり、下肢静脈瘤の日帰り手術など、あし(下肢、足)に特化した医療を提供している。最先端の治療法に加え、患者の生活や考えを尊重するスタッフの姿勢が好評だ。 ・・・もっと見る