調剤薬局最前線
「地域支援体制加算」に注目
「地域包括ケアシステム」における「かかりつけ薬剤師」の貢献度を評価
2016年度改定での「かかりつけ薬剤師指導料」(出来高・70点)、「かかりつけ薬剤師包括管理料」(包括・270点)新設により、「かかりつけ薬局」の普及や、各地域における「かかりつけ薬剤師」の活躍が促されたのは、薬局関係者の方々にとっては、言うまでもないことでしょう。 ・・・もっと見る
財務省の思惑通りに事態が進んだ調剤報酬改定
更なる大手門前薬局グループ包囲網
2017年10月25日に財務省は半年足らず先に実施される診療報酬・介護報酬ダブル改定を明らかに意識した「社会保障について」と題する報告書を公表しました。 ・・・もっと見る
“患者本位”の考え方を更に強化した「かかりつけ薬剤師」の評価
2018年度診療報酬改定
中医協ではなく内閣府・経済財政諮問会議での「診療報酬・薬価のあり方等」の議論では、数年前から調剤技術料の適正化に向け「患者本位の医薬分業の実現」が謳われ、服用薬等の患者情報の一元管理、在宅訪問服薬指導等が行なえる「かかりつけ薬局」を増やし、門前薬局からの移行を推進。 ・・・もっと見る
2018年に向けて調剤薬局の抱える大問題(3)
「かかりつけ薬剤師」のインフォームド・コンセント(説明と同意)と調剤報酬
2018年度調剤報酬改定に関し、中医協で「後発品使用促進策」や「門前薬局の評価見直し」等と共に重要なポイントとして議論されてきたのは、「対人業務の評価の見直し」です。 ・・・もっと見る
2018年に向けて調剤薬局の抱える大問題(2)
2018年度改定で財務省が要求する「調剤基本料」の大胆な見直し
2018年度診療報酬改定については12月18日の予算大臣折衝を踏まえて、診療報酬本体は医科+0.63%、歯科+0.69%、調剤+0.19%で全体として+0.05%の引き上げとなりました。 ・・・もっと見る
2018年に向けて調剤薬局の抱える大問題(1)
財務省のやり玉に上がる大手調剤薬局チェーン
2018年度の診療報酬改定は、予想された通り全体ではマイナス改定となる見通しです。マイナス改定で、薬価と同様にスケープゴートになりそうなのは調剤報酬です。 ・・・もっと見る
「健康サポート薬局」を目指した人事制度・教育システムの改革
薬局独自の認定制度で薬剤師の「働き方改革」
2017年3月に開催された中医協の議論では、2016年の診療報酬改定で新設された「かかりつけ薬剤師指導料・同包括管理料」届出薬局数が、2017年2月段階で2万9,000件に達し、日本の調剤薬局全体(約5万8,000施設)の2分の1を超えたことが報告されました。 ・・・もっと見る
「薬局の機能に応じた評価のあり方等の視点」とは?(1)
同時改定で「高度薬学管理」機能を評価する調剤報酬が新設?
厚生労働省・中央社会保険医療協議会(中医協)は8月9日、2018年に控えた診療報酬改定の第一ラウンドの議論を総括した報告書を発表しました。 ・・・もっと見る
政策背景の急成長はひと段落 再編含みの第2ステージへ
オーソライズド・ジェネリックも台風の目に
拡大の一途をたどってきたジェネリック医薬品市場だが、成長はひと段落しつつあり、かつ価格競争の激化などでメーカーの業績は厳しさを増している。正念場はこれからといえそうだ。 ・・・もっと見る
「骨太の方針2017」から見えて来る医薬品・調剤薬局を巡る今後の医療政策の方向性(3)
国民への「支払い意思額」調査の方法
中医協では2016年より医薬品・医療機器への試行的導入の開始が決定した費用対効果の議論が煮詰められており、第三者による再分析を経て、総合的評価の結果を踏まえた価格調整が実施される予定です。 ・・・もっと見る