調剤薬局最前線
2014年診療報酬改定(3) 病院の「薬剤師外来」開設への追い風となった診療報酬改定
薬薬連携でがん患者さんの不安を軽減
前回の記事で、「がん患者カウンセリング料」(500点)が、がん患者指導管理料として再編され、薬剤師が「抗悪性腫瘍剤の投薬、または注射の必要性等について文書による説明を行った場合に200点」の算定が可能になったことについて書きました。 ・・・もっと見る
2014年診療報酬改定(2) 医療機関における薬剤師のがん患者カウンセリングを新たに評価(がん患者指導管理料)
今改定で、医療現場の薬剤師達にとって関心の高い項目として、医師または看護師ががん患者の心理的不安を軽減する「がん患者カウンセリング料」(500点)が、がん患者指導管理料として3つのパターンに再編されたことに注目したいと思います。 ・・・もっと見る
2014年診療報酬改定(1) アベノミクス下の調剤報酬改定は社会主義?
大型門前薬局は24時間対応が不可欠の時代に
2014年・診療報酬改定の内容が明らかになり、大規模病院の門前薬局に対しては、幾つかの点で“縛り”が強化された厳しい調剤報酬改定となりました。 ・・・もっと見る
中医協での議論の意図するもの
顕著に妥結率の低い調剤薬局・医療機関にペナルティ?
2014年診療報酬改定は全体で+0.1%、ただ消費増税損税の補てん分を含まなければ-1.26%と、実質的にはマイナス改定の厳しい結果となりました。調剤部分は+0.22%ですが、消費税補てん分が入っているので、プラス感はありません。 ・・・もっと見る
地域包括ケアの中で活躍可能な薬局を目指して
来年4月に実施される2014年診療報酬改定の概要が、徐々に明らかになりつつあります。 ・・・もっと見る
産業競争力会議・薬のネット販売「解禁」の議論
11月12日に薬事法改正案が閣議決定されました。処方箋の必要ない一般用医薬品・約1万1千品目のうち、99.8%はインターネット販売が解禁されるものの、劇薬指定の5品目はネット販売を一切禁止。 ・・・もっと見る
薬局薬剤師のチーム医療への参画
前回では病棟薬剤師のチーム医療について書きましたが、今回は調剤薬局薬剤師がどのような形で、チーム医療に参画しているのかを、実例を交えてご紹介しましょう。 ・・・もっと見る
薬剤師チーム医療の陥穽
平成24年の診療報酬改定で、「病棟薬剤業務実施加算」(週1回・100点)が新設されてから、中核的な大規模病院を中心に、病棟薬剤業務が推進されるようになりました。 ・・・もっと見る
TPP解禁の影響は?(下)
国民に影響が大きい医薬品許可・特許連携制度
2006年に交渉が開始され、その間、反対するデモ隊が国会に乱入する等、紆余曲折のあった米韓FTA(米韓自由貿易協定)は2012年から発効されることになりました。 ・・・もっと見る
TPP解禁の影響は?(上)
米国医薬品メーカーが中医協への参加を要求
安倍晋三総理大臣は2013年3月15日にTPP(環太平洋経済連携協定)の協議に参加することを、正式に表明しました。ただ、JA(農協)や日本医師会等に配慮してか、TPPに関する発言については具体的に踏み込まず、抽象論で終始していました。 ・・・もっと見る