調剤薬局最前線
認知症の人たちを支える調剤薬局の活動(3)
男性介護者の「仕事との両立」を支援
前回に引き続き、認知症の方々を支援する「まごころ薬局」純子さん(33歳)〔何れも仮名〕の活動をご紹介します。 ・・・もっと見る
認知症の人たちを支える調剤薬局の活動(2)
「かかりつけ」医師・薬剤師の存在が認知症支援の大きな助けに!
地域で認知症サポーターキャラバンの一員となり、認知症カフェの開設に尽力した「まごころ薬局」副薬局長の純子さん(仮名)のところへ、ある二人暮らしのご夫婦が訪れたのは昨年10月のことでした。 ・・・もっと見る
認知症の人たちを支える調剤薬局の活動(1)
いつも心に太陽を!
「まごころ薬局」(仮名)は、下町に根づいたアットホームな薬局ですが、急増する認知症の方へのケアが重要になると考えて、3年程前から薬局近くの小さな空き店舗を借りて認知症カフェを開設。ボランティアの協力を得て、地域の認知症の人たちの支援に取り組んできました。今回から3~4回に分けて、「まごころ薬局」を訪れる認知症の人たちのエピソードや、認知症の人への服薬ケア等の実践活動をご紹介します。 ・・・もっと見る
「かかりつけ薬剤師」制度化の議論と診療報酬(3)
「かかりつけ」薬剤師が持つべき高度薬学管理機能とは?
「かかりつけ薬局として選択する場合もあると考える」との文言は、何を意味するのでしょうか?要するに、高度で専門的な機能を有する薬局であっても、患者が選択すれば「かかりつけ」薬局として認めるとの意味と受け取れます。 ・・・もっと見る
「かかりつけ薬剤師」制度化の議論と診療報酬(2)
35年には大規模門前薬局を解体/「地域分散型」サテライト薬局に再編
「保健医療2035提言書」(2015年6月)に基づき、2025年の10年後に当たる2035年に向けての調剤薬局のあるべき姿が示されており、この部分は、非常に興味深い内容です。薬局が「かかりつけ」機能を発揮するためには、大規模門前薬局を地域で「解体」し、地域住民に“より身近な”小規模サテライト型薬局へと再編・展開する流れが読み取れます。 ・・・もっと見る
「かかりつけ薬剤師」制度化の議論と診療報酬(1)
「かかりつけ薬剤師」の推進は“省庁横断”的な国家戦略?
「かかりつけ薬剤師」制度化のターニング・ポイントとなったのは、平成27年10月23日に厚生労働省が発表した「患者のための薬局ビジョン」です。 ・・・もっと見る
2016年度診療報酬改定解説レポート
特別養護老人ホームでの訪問薬剤師サポートの意義
昨年(平成27年)介護報酬改定後の経営的な影響についてある特別養護老人ホーム(以下、特養ホームに略)の看護師長は「福祉の仕事に興味を持って下さるベテラン看護師は少なくないのだけれど、実際に入職すると長続きしなくて、離職して病院勤務に戻る人が多い」というお話がありました。 ・・・もっと見る
2016年診療報酬改定を考える(後編)
「かかりつけ」機能を強化する
超高齢化が進む中で、厚労省も複数の疾患を抱えるなど症状の複雑な高齢患者の増加に対応して、また医療費適正化の一環として薬剤の適切な使用を進める意図をもって、個別患者に対する服薬指導・管理を充実させようという狙いがあると考えられます。対物業務から対人業務への重点移行です。 ・・・もっと見る
2016年診療報酬改定を考える(前編)
重点課題「地域包括ケアシステム」とは
地域包括ケアシステムとは「可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制」(厚労省)と定義されるものです。 ・・・もっと見る
2016年診療報酬・調剤報酬改定のキーワード
「かかりつけ薬局」と言うけれど・・・・?
診療報酬・調剤報酬改定の内容が明らかになりました。改定に係る重要なキーワードを、整理してみます。 ・・・もっと見る